サゴヤシって第4世代バイオマス?

 ずいぶん前の話となるが、三重大学の法貴名誉教授コーディネートのバイオマス共同事業研究会第15回セミナーにて話題提供させていただいたときの出来事。

 近年のバイオマスについて世代が語られているが、

第1世代:トウモロコシやサトウキビなどデンプンや小糖類を原料とするものであり、食料と競合する。
第2世代:木質廃材や未利用草本資源など、セルロース系多糖を原料とするものであり、食料と競合しない。(資料:立法と調査 2009.8 No.295 第二世代バイオ燃料の可能性
第3世代:サゴヤシのようなデンプン・セルロースハイブリッドバイオマス資源で現在未利用なもの。農業技術体系を確立することによって食料増産にもつながる。

 以上、京都大学生存圏研の石川容平先生とのお話の中でいただいたアイデア。農業と環境にも書いてあるのね。あれ、ここのを整理すると、サゴヤシは第4世代か?

第1世代:トウモロコシやサトウキビなどデンプンや小糖類を原料とするものであり、食料と競合する。
第2世代:木質廃材や未利用草本資源など、セルロース系多糖を原料とするものであり、食料と競合しない。
第3世代:永年性草本、成長の早い樹木、藻類。燃料用に限定した 「エネルギー作物」 であり、食料と競合しない。
第4世代:サゴヤシのようなデンプン・セルロースハイブリッドバイオマス資源で現在未利用なもの。農業技術体系を確立することによって食料増産にもつながる。(だって燃料に限定しないんだもん。)

 参考としてバイオマス利用技術にも世代があるよう。(科学技術振興機構 研究開発戦略センター

第1世代:薪、炭、ロウ、油
第2世代:バイオマス発電、エタノール発酵、嫌気性メタン発酵なと
第3世代:バイオテクノロジーや熱化学に基づく技術

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